
◼️一人で抱え込みがちなあなたに、一番伝えたいこと。
それは
「誰かに相談する」ことです。
私たちは大人になるにつれて、弱音を吐くことを「恥ずかしいこと」だと感じるようになります。
しかし、心の中の澱(おり)を言葉にして排出することは、単なる気休めではなく、科学的にも証明された「脳のメンテナンス」なのです。
■最新研究が示す「抱え込むこと」のリスク
まず、悩みを一人で抱え込むことがどれほど脳に負担をかけるか、最新の研究で明らかになっています。
「秘密や悩みを抱えていることの本当の負担は、隠すことそのものではなく、一人でそのことを考え続ける反復思考(マインド・ワンダリング)」にある」
Slepian, M. L. (2022). The Secret Life of Secrets. Crown.
悩みや秘密を一人で抱えると、脳は解決策のない問いを永遠にループし続け、幸福度を著しく低下させる。
つまり、誰にも言わずにいると、脳はずっとその悩みによってメモリを食いつぶされ、疲弊し続けてしまうのです。だからこそ、そのループを止めるために「外に出す」必要があります。
■話すだけで、心は「防弾」仕様になる
では、
話すことにはどんな効果があるのでしょうか。ここで、心理学の有名な理論「ストレス緩衝仮説」が登場します。
「周囲からのソーシャル・サポート(情緒的な支え)がある人は、強いストレスにさらされても、心身へのダメージが大幅に軽減される」
Cohen, S., & Wills, T. A. (1985). Stress, social support, and the buffering hypothesis.
話を聞いてくれる人がいるという事実そのものが、ストレスという弾丸からあなたの心を守る防弾チョッキ代わりになるのです。解決策が見つからなくても、話すこと自体が物理的にあなたを守ってくれます。
■「迷惑かな?」は、あなたの思い込み
相談しようとした時、
「こんな事言ったら迷惑かな…」
「解決策をもらわなきゃ申し訳ない」
と身構えてしまいませんか?

でも、前述の研究たちが示す通り、ただ話を聞いてもらうだけで十分なのです。
言葉にして外に出した瞬間、脳のメモリは解放され、心の防御力は上がります。
「最近ちょっとしんどくてさ」
そう切り出された時、相手は迷惑どころか、心配して手を止めるでしょう。
人は本音で話せていないだけで、実はみんな心の中では「気づいてほしい」と思っている。私はそう思っています。
だから頼られた相手は、「この人を助けたい」と使命感を持って話を聞いてくれるはずです。
それは「あなたを信頼しています」という自己開示のメッセージになり、二人の関係をより深くするきっかけにもなり得ます。
■孤独だった、あの頃の私へ
もし身近な人に話しにくい場合は、カウンセラーやSNSの匿名アカウントでも構いません。
私自身、学生時代に社会不安障害とうつで登校拒否気味だった時期がありました。
親にも友達にも言えず、心の痛みをわかってくれる人がいなくて、毎日風呂場で悔し泣きしていました。
日曜の夕方になると、「サザエさん症候群」と呼ばれる抑うつ状態がMaxになり、絶望していたことを覚えています。
でも、今の時代はSNSでいつでも、どこでも繋がれます。
きっと、あなたの痛みを理解してくれる協力者がいます。
「助けて」と言える能力は、「援助希求能力」と呼ばれ、厳しい現代社会を生き抜くために必須のライフスキルです。
一人で解決する強さより、誰かを頼れる柔軟さの方が、折れない心を作る上では遥かに大切です。
■60点で、今日は花丸
ここまで読んでくださったあなたは、現状をどうにかしたいという強い意志を持っている方だと思います。
もちろん、疲れていて何もできない日は、何もしないことが正解です。
完璧を目指さず、60点で今日をやり過ごせたなら、それは素晴らしい一日です。
どうか、ご自分を一番大切にして、ゆっくりと進んでいってください。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました😊✨✨
これからもあなたの心が少しでも軽くなるような情報を発信していきます。
今日も皆さんにとって、良い1日となりますように🌸


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