1.鏡の中の「劣った自分」と仲直りする方法
朝、鏡の前に立つのが怖くなったのはいつからだったでしょうか。
そこに映るのは、かつての自分とは似ても似つかない「知らない誰か」。
2ヶ月で4kg増えた体重、ついに大台の100cmを超えてしまったウエストの数字。40代という人生の折り返し地点に立ち、ふと足元を見ると、崩れた体型が自分自身の自制心の欠如を突きつけてくるようで目を逸らしたくなります。
顔の浮腫み
他人の視線が鋭い針のように刺さる「醜態恐怖」
そして、自分の放つ何かが周囲を不快にさせているのではないかと怯える自臭症。
これらは単なる思い込みではなく、これまで積み重なった生活習慣の乱れが、私の心と体に突きつけたようなものでした。
静かな部屋で一人、深い溜め息を吐くたびに自己否定の影は濃くなっていくばかりだったのです。
世の中には「努力は報われる」とか「運動すれば解決する」といった正論が溢れています。
でも、うつ病を抱えていたり、心が深く疲弊している時に聞くその言葉は、優しさではなく、むしろ心を引き裂く刃になります。
もし、あなたが今「どうしても動けない」と感じているなら、それはあなたが怠けているからではありません。あなたの心が、これ以上のダメージを受けないように、必死に非常停止ボタンを押してあなたを守ってくれている状態なのです。高い山を無理に登る必要はありません。
今はただ、重い鎧を脱いで、止まっている自分を許してあげてください。
足元の小さな石をそっと横にどける。その「準備」だけで、今日のあなたは十分すぎるほど頑張っています。
2.小さな冒険
昨日、私は小さな冒険をしました。
場所はジムでも公園でもなく、自宅のベランダです。 たった数メートルの空間を、万歩計の数字だけを見つめて何十往復も歩いてみました。一歩進むごとに数字が刻まれる。ただそれだけのことが、霧がかかった心に小さな光を灯してくれました。その後、室内で自転車を漕ぎ、懸垂もしました。
かつては一回も上げられなかった懸垂機でしたが、結果は「3回」。
不思議ですね。体重が増えたということは、それだけ持ち上げるための力も必要になります、実は日々の生活の合間(隙間時間)にぶら下がっていた行動が、チリツモの結果として着実に筋肉を育てていてくれたのです。体重計や鏡では悲惨な結果だった反面、見えない筋肉の質は着実に成長していることを実感できて、とても嬉しい気持ちでした。
自分を否定するための道具だと思っていたこの体は、実は私という人間を必死に支えようとしてくれている、世界でたった一人の健気な味方だったのだと気づかされました。

「やる気が起きたらやろう」と思っていたら、きっと一生その日は来なかったでしょう。
今回私が学んだ最大の真理は、心や感情は、あとからゆっくりと歩いてくるということです。
最初は、嫌々で構いません。
動きたくない気持ちが100%のままでいいんです。
ただ、ロボットのように、あるいは何も考えていない幼子のように、ふらりと体を動かしてみる。
すると、体が温まるにつれて、さっきまで重苦しかった心が
「あれ、意外と悪くないかも」
と、ひょっこり顔を出して追いついてきてくれるのです。
感情に主導権を渡さないこと。
それが、暗闇から抜け出すための小さなコツでした。
3.仲直りプロジェクト
これから一ヶ月、私は「ウエストを数cm戻す」という小さな約束を自分と交わしました。
これは、誰かに褒められるためでも、ダイエットの成功を誇るためでもありません。鏡に映る自分を、ほんの少しだけ好きになるための「自分との仲直りプロジェクト」です。
人生を変えたい、良くしたいと願うとき、私たちはつい劇的な変化を求めてしまいます。
でも、人生を変えるのは大きな決断ではなく、
今日という一日の小さな心地よさの積み重ねです。
一歩進んで二歩下がったとしても、その場で足踏みをしていたとしても、進もうともがいたその心に特大の花丸をあげてください。
あなたが今、どんなに自分の姿を醜いと思い、
消えてしまいたいと感じていても、
私はそうは思いません。
今日まで絶望の淵で踏みとどまり、この文章を読んでいるあなたの命は、それだけで尊く、愛おしいものです。
「思う前に、ほんの少しだけ動いてみる」
その0.1ミリの勇気が、あなたの明日を少しずつ、ひだまりのような温かい色に変えていく。私はそう信じています。
たとえ今日は動けなくても、明日がある。
明日がダメなら、その次がある。
そうやって自分を許しながら、ゆっくりと自分という名の親友と歩いていきましょう。
結局、高い山を登るのも、ベランダを歩くのも、最初の一歩は同じ「数センチ」の移動から始まるのですから。
3行まとめ
①「やる気」を待たず、心が付いてこない状態のままで「形だけ」動いてみる。
② 体の変化を責めるのではなく、自分を支えてくれている「味方」として対話する。
③ ベランダでの数歩や懸垂3回のように、目に見える小さな「できた」を大切に育てる。
ミニスキル:心を整える「3分の深呼吸」
もし運動が辛い日は、窓を大きく開けて外の空気を吸い、3分だけゆっくり深呼吸をしてみてください。
ポイントは、吸う時よりも「吐く時」を2倍長くすること。
それだけで自律神経のスイッチが切り替わり、心の中に安心のスペースが少しずつ広がっていきます。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました😊✨✨
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それではまたです。
今日も皆さんにとって、良い1日となりますように。
心から願っています🌸


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