ランニング、運動がうつを改善する
◼️45日ぶりの「心の春」——3kmのランニングが教えてくれた、うつ回復の真実
「もう二度と、あんな風に体は動かないんじゃないか」
どんよりとした曇り空の下で立ち止まっていた私の心に、45日ぶり、ようやく小さな春が訪れました。
うつという深い霧の中に閉じ込められて2ヶ月。
かつては得意だった運動さえも、今の自分には遠い世界の出来事のように感じていました。リワーク(復職支援)に通いながらも、どこかおざなりになっていた身体へのアプローチ。
しかし昨日、思わぬ形でその瞬間はやってきたのです。
B’zの鼓動と、きしむ身体が教えてくれたこと
子供の習い事を待つ、何気ない時間。
私はランニングウェアに身を包み、リュックを背負って、大好きなB’zの曲を耳に流し込みました。
一歩目を踏み出したとき、感じたのは心地よさではなく、現実的な痛みでした。
- 膝まわりから聞こえる、油の切れた機械のようなきしむ音
- アスファルトを捉えるたびに響く、足首と足裏の痛み
「ああ、やっぱり衰えているな」
そう自嘲しそうになった瞬間、イヤホンから__「ウルトラソウル」__のイントロが流れ、私の背中を強く押しました。

するとどうでしょう。
重たかった体がふっと軽くなり、まるで上から吊り上げられたような感覚で、足が次から次へと軽やかに回り始めたのです。吹き抜ける風は爽快で、冬とは思えないほど心地よい風が私を包んでくれました。
気がつけば、3km。
走り終えた後の、あの「なんだろう、この清々しい感覚は」という驚き。それは、脳が久々に「快」の信号をキャッチした瞬間でした。
◼️なぜ「運動」がうつの特効薬と言われるのか?
「うつの人には運動が良い」
耳にタコができるほど聞く言葉ですが、これには確かなエビデンスがあります。私の背中を押してくれた2つの研究をご紹介します。
1. 有名論文:運動は抗うつ薬に匹敵する?
うつ病患者を運動群、抗うつ薬群、併用群に分けて調査しました。その結果、__16週間後の改善率は運動群も薬物療法群とほぼ同等__であり、さらに半年後の再発率は運動群が最も低いという結果
デューク大学のブルーメンソール,1999
2. 最新論文(2023年):標準治療を超える可能性
大規模なメタ解析で「運動は、標準的なカウンセリングや薬物療法よりも、うつ症状の改善において最大1.5倍の効果がある可能性がある。特に、短期間での症状改善において強い効果が認められています」
British Journal of Sports Medicine,2023
これらの研究は、私たちが感じた「走った後のあの清々しさ」が、単なる気のせいではなく、脳内での確かな化学変化であることを証明してくれています。
◼️回復のピラミッド:土台を支える「習慣」の力
うつの治療を「ピラミッド」でイメージしてみてください。
最も重要なのは、豪華な頂上部分ではありません。すべてを支える「基礎・土台」です。
この土台に入るのが、#食事 #睡眠 #運動 という生活習慣です。
ここがグラグラしていると、どんなに高度なスキルも積み上がりません。昨日のランニングで、私はようやく自分のピラミッドの土台に、一つ確かな石を置けたような気がしています。
🎁ミニスキル・プレゼント🎁
- 睡眠の「質」より「時間帯」: まずは決まった時間に布団に入る。
- 気分の「見える化」: 今の気分を10点満点で点数化してみる。
- 1行メモの実践: その日の状態を、ジャッジせずに書き残す。
(例)
1週間前
:昨日筋トレを張り切りすぎて腰痛になった。痛みがあることで生活が重くなり、動けない日々が続き体重も増えた。気分もあまり良くない。
昨日
:3km走れた。B’z最高。足首痛いけど心地よい。
1週間前はあんなに苦しかったのに、昨日は「最高」と思えた。この小さな変化を記録することが、回復への自信に繋がります。

「今日もよくやった。自分、お疲れ様」
そんな一言を自分にかけてあげるだけで、ピラミッドの土台は少しずつ強くなっていきます。
今回のランニングをきっかけに、私の心には「少しずつ回復していく」という確かな予感が芽生えています。
焦らず、ゆっくり。皆さんと一緒に、このピラミッドを積み上げていけたら嬉しいです。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
これからもあなたの心が少しでも軽くなるような情報を発信していきます。
今日も皆さんにとって
良い1日となりますように
心から願っています😊✨✨

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