アサーション

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【3行まとめ】この記事を読んで頂くことで、以下の3点を学べます

  1. その「引き受け癖」は優しさではなく、自分自身への無関心かもしれないと気づけます。
  2. 職場のストレスを家庭に持ち込み、家族を傷つける「負の連鎖」を断ち切るヒントが得られます。
  3. 主語を「私」に変えるだけで、相手を尊重しながら自分を守る技術が身につきます。

目次

  1. 【3行まとめ】この記事を読んで頂くことで、以下の3点を学べます
  2. はじめに
  3. story
  4. 職場では「いい人」、家では「不機嫌」な私
  5. 定時10分前にその依頼はやってきた
  6. 帰宅後の車内、襲ってくる自己嫌悪
  7. 勝ち負けではない対話法「アサーション」
  8. 「アイ・メッセージ」というリハビリ
  9. 今日のミニスキル0.5秒の「ま(間)」

はじめに

「私が少し無理をすれば、丸く収まる」
そうやって飲み込んだ言葉が、心の奥底に澱(おり)のように溜まっていく感覚。あなたも覚えがあるのではないでしょうか。

繊細な気質を持つ人や、責任感の強い人は、他者の感情に敏感です。それゆえに、自分の平穏を犠牲にしてでも、相手の期待に応えようとしてしまいます。
しかし、あえて自戒を込めて言わせてください。

その自己犠牲は、結果としてあなたの大切な生活を壊しているかもしれません。

これは、断ることが怖くてたまらなかった私が、現状を変えたいと願い、少しずつ「自分」を取り戻していった記録です。

story

職場では「いい人」、家では「不機嫌」な私

長い間、私は「頼られること」を自分の存在意義だと勘違いしていました。職場での私は、どんな依頼も笑顔で引き受ける「物分かりの良い社員」。
しかし、その実態は、嫌われることを極端に恐れているだけの「自信のない人間」でした。外で過剰に適応しようとする反動は、すべて家庭に向かいます。
外では決して見せない苛立ちや疲労感を、最も身近で、最も甘えられる家族にぶつけてしまう。そんな矛盾を抱えながら生きていました。

定時10分前にその依頼はやってきた

ある平日の夕方でした。定時まであと10分。デスクを片付けながら、「今日は早く帰って、家族とゆっくり夕食をとろう」と安堵していた矢先のことです。
「〇〇さん、30分だけ時間もらえますか? 明日の資料、手伝ってほしくて」
同僚からの急な依頼。私の脳裏には、瞬時に葛藤が走ります。
(今日はもう帰りたい。心身ともに限界だ)
(でも、ここで断ったら冷たいと思われるのではないか)
困っている同僚の顔を見た瞬間、喉元まで出かかった「NO」は消え失せました。私の口は、心とは裏腹に、いつもの台詞を吐き出していました。
「……大丈夫ですよ。少しならお手伝いします」
背中を冷や汗が伝うのを感じながら、私はまたしても、自分の本音に蓋をしてしまったのです。

帰宅後の車内、襲ってくる自己嫌悪

結局、業務が終わったのは1時間後でした。帰りの車中、ハンドルを握りながら私を襲ったのは、同僚への怒りよりも、断れなかった自分自身への強烈な情けなさでした。

「なぜ、あの一言が言えなかったのか」
「私はなんて弱い人間なんだろう」

重い足取りで帰宅すると、リビングでは妻が疲れ切ってうたた寝をし、子供が無邪気に遊び回っていました。本来なら、その温かさに癒やされるはずの光景です。しかし、消耗しきった私の心には、余裕のかけらも残っていませんでした。
「夕飯、まだなの?」
私の第一声は、労いではなく、トゲのある非難でした。料理を手伝おうとしてくれた娘の些細な質問に対しても、私は声を荒げてしまったのです。
「うるさい!!」

響き渡った怒号と、怯えた娘の表情。その瞬間、私は痛感しました。職場の人間関係を守るために、私は、かけがえのない家族を傷つけているのだ、と。
人間関係に悩み、薬を飲みながらも同じ過ちを繰り返す自分。


「もう、こんな生き方は終わりにしなければならない」

そう強く思った夜でした。

勝ち負けではない対話法「アサーション」

どん底の中で私が救いを求めたのが、「アサーション」という概念でした。これは、自分も相手も大切にする、誠実な自己表現のことです。
それまでの私は、コミュニケーションを極端な二択で捉えていました。

ジャイアン型(攻撃的)
:自分の意見を押し通す(相手が負け)

のび太型(非主張的)
:自分が我慢する(自分が負け)

職場で「のび太型」として振る舞い、そのストレスで家庭では「ジャイアン型」になる。
この不健全なバランスを崩すためには、第三の道である
「しずかちゃん型(アサーティブ)」
つまり率直かつ対等な姿勢

画像

「アイ・メッセージ」というリハビリ

概念は理解できても、長年の癖はすぐには抜けません。そこで私が実践したのが、「アイ・メッセージ(I Message)」という具体的な技法です。
方法はシンプルです。主語を「あなた(You)」から「私(I)」に変換するだけです。

Youメッセージ(相手を責めやすい)
  「(あなたは)いつも急なんですよ。困ります」
  → 相手は攻撃されたと感じ、防衛本能が働きます。

 Iメッセージ(自分の状態を伝える)
  「(私は)急なご依頼だと、クオリティを保てるか不安になります。ですので、今回はお引き受けするのが難しいのです」
  → これは私の「感情」と「事情」の開示であり、相手を否定するものではありません。

画像

私はこれを、まるでリハビリのように少しずつ練習しました。最初はうまくいきませんでした。ロールプレイの練習ですら、声が震え、相手の反応を怖がってしまいました。
それでも、「言えなかったことに気づけただけで、大きな一歩です」という講師の言葉を支えに、「私は今、断りたいと感じている」と、自分の感情を認めることから始めました。
自分を守ることは、誰かを傷つけることではない
うつ病や社会不安の渦中にいる時、私たちは「自分が我慢すればいい」と考えがちです。しかし、それは優しさではなく、自分自身への虐待になりかねません。
あなたが断ることで、相手は一瞬困るかもしれません。しかし、あなたが断らないことで、あなたの心は壊れ、大切な家族との時間が犠牲になります。
どちらを守るべきか。今のあなたなら、もう答えは分かっているはずです。
「断る」ことは、相手を拒絶することではありません。「私はここまでなら協力できます」「ここからは私の領域です」と伝えることは、お互いが心地よく過ごすための境界線を引く行為なのです。
今日から、小さな「No」を口にしてみませんか?
それは、あなたがあなた自身の人生を取り戻すための、最初で最大の「Yes」になるはずです。


私はこれを、まるでリハビリのように少しずつ練習しました。最初はうまくいきませんでした。ロールプレイの練習ですら、声が震え、相手の反応を怖がってしまいました。
それでも、「言えなかったことに気づけただけで、大きな一歩です」という講師の言葉を支えに、「私は今、断りたいと感じている」と、自分の感情を認めることから始めました。
自分を守ることは、誰かを傷つけることではない
うつ病や社会不安の渦中にいる時、私たちは「自分が我慢すればいい」と考えがちです。しかし、それは優しさではなく、自分自身への虐待になりかねません。
あなたが断ることで、相手は一瞬困るかもしれません。しかし、あなたが断らないことで、あなたの心は壊れ、大切な家族との時間が犠牲になります。
どちらを守るべきか。今のあなたなら、もう答えは分かっているはずです。
「断る」ことは、相手を拒絶することではありません。「私はここまでなら協力できます」「ここからは私の領域です」と伝えることは、お互いが心地よく過ごすための境界線を引く行為なのです。
今日から、小さな「No」を口にしてみませんか?
それは、あなたがあなた自身の人生を取り戻すための、最初で最大の「Yes」になるはずです。

今日のミニスキル0.5秒の「ま(間)」

何かを頼まれたとき、反射的に返事をするのを一度やめてみましょう。言葉を発する前に、0.5秒だけ息を吸う。
たったそれだけの「間」が、脳を「自動的な反応」から「思考する状態」へと切り替えてくれます。深呼吸一回分の静寂が、あなたを守る盾になります。


今日も最後まで読んでいただきありがとうございました😊✨✨

これからもあなたの心が少しでも軽くなるような情報を発信していきます。

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それではまたです。
今日も皆さんにとって、良い1日となりますように。
心から願っています☘️

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